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真里谷城のちょこっと解説~訪問難易度が高かった房総の貴重な真里谷氏本拠地

真里谷城

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真里谷城

真里谷城(まりがやつじょう)は千葉県木更津市真里谷にある山城で、標高161m、比高90mほどになる。
最初の築城は康正2年(1456年)とされ、古河公方足利成氏の命を受けた武田信長(甲斐守護・武田信満の次男)が上総に進出して、真里谷城と庁南城を本拠として築城。

武田信長は子・武田信高を庁南城に入れ庁南武田氏となり、自身は孫の真里谷信興(真里谷武田氏)と共に真里谷城にいたようだ。
そして真里谷信興は、文明年間(1469年〜1487年)に椎津城、佐是城、中尾城、笹子城久留里城佐貫城、造海城など支城を築いて勢力を拡大させている。

真里谷(まりや)家としては、真里谷信興から真里谷信勝、真里谷信清の3代の間に最盛期を迎えた。
しかし、4代目・真里谷信隆の代に異母弟・真里谷信応との間で一族どうしの争いが発生し家臣団は分裂した。

1590年、豊臣秀吉小田原攻めの際に真里谷城は豊臣勢の攻撃を受けて落城・廃城となった。

真里谷城の場所は、集落など城下町があったと言う事ではなく、純粋に山深いところに要塞として築かれたと言う印象。
現在、木更津市立少年自然の家と言う名称のキャンプ場として整備されている。
そのキャンプ場の駐車場も利用できるとの情報を入手していたが、9月の平日に訪問してみると下記の通り、ゲート入口が封鎖されていた。

真里谷城

徒歩であれば入っていけそうだが、その先700mもある。
しかも、ゲートが閉まっていてはクルマを止めることもできない。
更に情報を調べようにも、付近に民家などまったく無いことからドコモの電波が弱くてスマホも使えない。
道路をウロウロしていても、クルマ1台通過しない。

真里谷城

と言う事で、登城は断念して引き上げた。
恐らく夏休み期間中は平日でも入れるのであろうが、夏以外は9月ですでに閉鎖されているようなので、非常にもったいない史跡だと感じる。
房総では5本の指に入るような貴重な城跡のため、一生懸命に生きた武将のためにも、今後、もっと開放されることを期待したい。

交通アクセス

真里谷城への行き方・交通アクセスですが、上総牛久駅前の文具店や、高滝駅などで、電動自転車の貸自転車(レンタサイクル)もあるようだ。
登り坂も多いところなので、普通の自転車だとキツイだろう。

真里谷城がある場所は当方のオリジナル関東地図にてポイントしている。
スマホで表示して、目的地として選択し「ナビ開始」にすれば、カーナビ代わりにもなる。
自動車用、歩行用でもナビとしてお使い頂ける。
お気をつけて訪問して頂きたい。

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城迷人たかだ

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(株)TOLEDO、高田哲哉と申します。
20年以上戦国武将などの歴史上の人物を調査している研究家です。
日本全国に出張して城郭も取材させて頂いております。
資格は国内旅行地理検定2級、小型船舶操縦士1級など。

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