栃木県

足利城(両崖山城)「足利城の戦い」本郭は2021年2月山火事に

足利城(両崖山城)




足利城(両崖山城)とは

足利城(あしがら-じょう)は、栃木県足利市の両崖山(標高250m)に築かれた山城で、比高は210mと堅固です。
別名は、飯塚山城、小屋城、足利宿城、栗崎城とも言いますが、両崖山城と言う名称がよく使われます。
最初の築城としては、藤姓足利氏の祖で、平安時代の鎮守府将軍を歴任した藤原秀郷の流れを汲み、伊勢崎の渕名から足利に土着した足利成行(足利太夫)が、天喜年間(1053年~1058年)に、両崖山城を築いたとされます。
当然、館は麓にあったものと推測しますので、足利氏館を現在の鑁阿寺の場所あたりに構えて居館とし、足利城(両崖山城)は詰の城と言う事でしょうが、谷戸のような場所もあり、城としては所属が独立していた時期があるかも知れません。

その後、藤姓足利氏は滅亡し、かわりに源姓足利氏が支配するようになって、足利尊氏などを輩出しました。





1466年、関東管領・山内上杉家の重臣である長尾景人が、足利荘の代官となって勧農城に入っています。
その間も含めて、1455年、1564年、1584年、1590年と、4回ほど、足利城の戦いも発生しています。

足利城

長尾氏は、名刀・山姥切(やまんばぎり)国広と言う日本刀を打たせたと伝わり、オンラインゲーム「刀剣乱舞」にも、山姥切国広が登場しているようです。
戦国時代に入ると、長尾景長によって足利城は本格的に改修整備されたようで、拠点も勧農城から足利城に移されました。

1590年、豊臣秀吉による小田原攻めの際に、長尾顕長は小田原城に入って籠城したため、足利城は、家臣の反町大膳亮、辻新三郎、宇津木下総守らが守備したようです。





展望も良いことからハイキングコースとして整備されており、織姫公園から登山道が作られており、紅葉シーズンはとても賑わうようです。
ただし、険しい登山道になっており、岩山ですので、登山靴(トレッキングシューズ)などの装備を推奨いたします。

足利城(両崖山城)への交通アクセス・行き方ですが、織姫公園「もみじ駐車場」利用となります。

足利城跡火災

2021年2月21日の午後3時頃、両崖山(りょうがいさん)の山頂(足利城)から南西に200mほど離れた、ハイキングルートの途中から、山火事が発生した模様です。
そこには、ハイカーの休憩場所(あずま屋)があるそうで、発生原因の火元ではないかと考えられています。

また、確定事項ではありませんが、年配の男性ハイカーが、たばこを吸って、休んでいるのを見かけたという情報もあるようです。
その他、地元の方によると、前週にも、ベンチなどが焦げた跡があり、火を使っていた形跡があったとも証言されています。
乾燥と強風もあり、落ち葉が燃え、消化が難航しており、両崖山の全域に、火の手が分布し、足利城の主郭にある御嶽山神社も焼けました。

私は、登山をする者ではありませんが、山城へ入る時には、低山であっても、実質的に登山するのと同じと考え、万が一のために、山の地図も購入して携行しますし、ライトなど装備も万全にします。
当然、山の中で食事をすることもありませんので、ライターなど、火の元になるような物は、持って行きません。
また。準備も不十分な場合には、この足利城の記事のように、麓からの撮影に留めて、入山は致しません。
そのため、今回の山火事が、失火であった場合には、非常に残念に感じます。

連夜の消火活動に従事されている皆様など、大変お疲れのことと、お察し申し上げます。
また、周辺の住民様や、学校が休校などで影響を受けている生徒様やご家族様、煙で喉を傷めるなどしている皆様に、謹んで、お見舞いを申し上げます。

その後、賢明な消火活動により、9日目の2021年3月1日に鎮火され、避難勧告も解除となっています。
火災の通報者さんと考えられる当時の状況は下記に掲載されております。

足利山火事発見通報 織姫神社発-両崖山-天狗山 周回コース





古河公方・足利成氏とはどんな人?
関東の役職である鎌倉公方・関東管領・古河公方などを解説
岩井山城(勧農城) 長尾景長 山内上杉家を支えた家宰
足利氏館 足利氏宅跡(鑁阿寺) 日本100名城
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唐沢山城【続日本100名城】唐沢山城の戦い 佐野昌綱・佐野宗綱・北条氏忠・佐野房綱
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(株)TOLEDO、高田哲哉と申します。
20年以上戦国武将などの歴史上の人物を調査している研究家です。
日本全国に出張して城郭も取材させて頂いております。
資格は国内旅行地理検定2級、小型船舶操縦士1級など。

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