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向羽黒山城のちょこっと解説【続日本100名城】東北屈指の壮大な山城

向羽黒山城




向羽黒山城とは

向羽黒山城(むかいはぐろやまじょう)は、福島県大沼郡会津美里町にある、標高409mの山城で、比高は184mです。
別名は、陸奥・岩崎城で、国の史跡に指定されているほか、続日本100名城にも選ばれています。

向羽黒山城

最初の築城としては、戦国時代の1568年で、会津・黒川城の蘆名盛氏が、より堅固な城として築きました。
1561年から約7年かけて、阿賀川に面する崖など、天然の要害を活かし、土塁や堀を巡らした、防御性の高い、堅固な山城でした。
※当サイトでは、記事中の写真は、パソコンなど大きな画面でクリックすると拡大表示されます。





その築城を開始した1561年に、蘆名盛氏は、家督を嫡男・蘆名盛興に譲っており、造営を指揮しながら、羽黒山城を隠居城にもしていました。
ただし、政治の実権は、引き続き、蘆名盛氏が死去する1580年まで、握っていたようです。

向羽黒山城

その後、蘆名氏は、早世などがあり、佐竹氏の蘆名義広が当主として送り込まれましたが、1589年、摺上原の戦いにて、伊達政宗に敗れると、蘆名氏は没落しました。
会津を手に入れた伊達政宗や、その後の蒲生氏郷上杉景勝も、黒川城(会津若松城)を本拠にしていますが、堅固な羽黒山城を、詰の城のように捕らえていたようです。

向羽黒山城

特に、上杉景勝は、1598年から韓国・熊川倭城を参考に、籠城戦に適した城へと、約2年かけて改修しました。

向羽黒山城

1601年、関ヶ原の戦いのあと、上杉景勝は、米沢城へ移封となり、羽黒山城は使われなくなったようです。





現在、羽黒山城は、白鳳山公園として整備されており、遊歩道など散策しやすくなっています。
そこそこ、高いので、見晴らしも良いところです。

向羽黒山城からの展望

見学所要時間ですが、見所満載ですので、すべて、じっくり見学しますと、山道のようなところもあり、約5時間は必要です。
滞在できる時間に合わせて、訪問箇所を決められると良いでしょう。

向羽黒山城

なお、クマが出没したと言う情報もありますので、熊鈴必須のようです。

向羽黒山城

日本100名城のスタンプ設置場所は、向羽黒ギャラリー (向羽黒山城跡整備資料室) の入口に設置されているようです。

交通アクセス

JR只見線・会津本郷駅から徒歩20分、会津鉄道会津線・南若松駅から徒歩15分で麓です。
ちょっと、狭いですが、山を抜けられる道路が通っており、道路沿いに3箇所ほど、路肩に駐車スペースがあります。

向羽黒山城

駐車スペースの場所などは、当方のオリジナル東北地図にて、ポイントしております。
スマホで表示して、目的地としてタップし「ナビ開始」にすれば、カーナビ代わりにもなります。
自動車用、歩行用でも、ナビとしてお使い頂けます。

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城迷人たかだ

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(株)TOLEDO、高田哲哉と申します。
20年以上戦国武将などの歴史上の人物を調査している研究家です。
日本全国に出張して城郭も取材させて頂いております。
資格は国内旅行地理検定2級、小型船舶操縦士1級など。

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