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三河・文殊山城のちょこっと解説~一夜で築いた作手の山城

文殊山城

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文殊山城とは

三河・文殊山城(もんじゅやまじょう)は、愛知県新城市作手清岳杉本にある山城。
標高は標高661m、比高160mとなる。

最初の築城は戦国時代で、元亀年間(1570年~1572年)に、三河・亀山城の奥平貞能が武田信玄に臣従した際、低い尾根にある塞之神城と共に文殊山に城を築くことを約束したそうだ。
しかし、工事を引き延ばしたので、武田家から怒らせて1夜で築いたことから、別名は一夜城とも呼ばれているとの事。
なお、武田勢は独自に三河・古宮城も築城して作手を見張っているが、更に高い所から武田勢は奥平貞能・奥平貞昌の三河・亀山城も監視したかったのだろう。
常に見張られているようで、奥平氏にとっては、よい気分ではなかったと思われる。

文殊山城

現在城址部分は公園として整備されているようで、物見櫓を模した展望台と模擬柵が建てられている。


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文殊山城は、越前・文殊山城もあるが、韓国の金浦市(キンポし)にも同じ漢字を書く城跡があるので混同しないよう注意。

交通アクセス

三河・文殊山城への行き方・交通アクセスだが、作手保健センター付近から舗装されている狭い道を上がって行くと、山頂下までクルマで上がれて駐車スペースもあるようだ。
善福寺からも徒歩で登城できる。

クルマでの登城口の地点は、当方のオリジナル地図「名古屋・北陸方面」にてポイントしている。
オリジナル地図「名古屋・北陸」方面
スマホ画面などで表示して「検索窓」から検索して、カーナビ設定することでも使用可能。(徒歩ナビとしても可能)

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城迷人たかだ

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高田哲哉と申します。
20年以上戦国武将などの歴史上の人物を調査している研究家です。
日本全国に出張して城郭も取材させて頂いております。
資格は国内旅行地理検定2級、小型船舶操縦士1級など。

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