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伊東館(伊東氏館)の解説~物見塚公園と伊東祐親の騎馬像

伊東館(伊東氏館)




伊東館とは

伊東館(いとう-やかた)は、静岡県伊東市大原にある丘城です。
伊東氏館、伊東館跡、物見塚とも言います。
現在、大変立派な伊東市役所がありますが、その西隣の丘先端が、物見塚公園として整備されています。

伊東館(伊東氏館)

地勢から見ると、市役所の東側にある佛現寺付近まで、敷地だったような印象も受けます。

整備されている公園には、トイレもありますが、伊東氏の租とされる伊東祐親の騎馬像も、ありました。

伊東祐親の騎馬像
この公園が、伊東館跡の最西端と言う事なのでしょう。
ただし、伊東氏(工藤氏)の館があった場所は、諸説あり、よくわかっていません。
逆に申し上げれば、ココが、伊東氏の館だったとの伝承もなく、推定と言う事になっている模様です。





ココは、約40mほどの高台ですので、津波被害が無かった可能性がありますが、逆に、平安時代・鎌倉時代に、こんな高いところを、住まいにするとは考えにくいです。
伊東は、何回も津波も受けており、平坦地にあった建物は、その都度、流された可能性もあります。
そのため、物見の松があったと伝わるように、軍事用としての施設・砦があったと考えられます。
確かに、見晴らしは良いです。

伊東荘

実際に住んでいた屋敷は、麓の佛光寺(玖須美館跡)か、西側の崖下にある葛見神社付近だったのかも知れませんし、眼下の竹の下だったのかも知れません。
実際に、屋敷も、古くなれば、立てなおしもしますので、それら近隣の地を転々と移転したとも考えられます。
また、戦国時代頃には、逆に平坦地では防御しきれませんので、伊東氏が防衛のため、この場所を拠点にした可能性はあるでしょう。

交通アクセス

伊東館跡への行き方ですが、JR伊東線の伊東駅から、約1.7kmの距離で、歩くと25分くらい、最後は登り坂です。
駐車場は、伊東市役所のを利用できると思いきや、来庁者だけのようでして、断念しました。
近隣のコインパーキング利用と申し上げたいところですが、有料駐車場は近隣にありません。
今回は、伊東・桜木町1丁目の三井リパークに止めて、音無神社・玖須美館などを経由して、歩いて登り、このあと、南にある伊東祐親の墓をお参り致しました。
伊東祐親の墓までは、徒歩5分くらいです。
小学校へと、これまた立派な作りの歩道橋が伸びていますが、小学校の敷地内に入ってしまうため、関係者以外は、歩道橋の利用ができない模様です。





高台にありますので、電車の場合、伊東駅から伊東市役所バス停まで、バスで登って行き、帰り道は歩くと、良いかも知れません。
麓にある玖須美館とセットでどうぞ。

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(株)TOLEDO、高田哲哉と申します。
20年以上戦国武将などの歴史上の人物を調査している研究家です。
日本全国に出張して城郭も取材させて頂いております。
資格は国内旅行地理検定2級、小型船舶操縦士1級など。

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