生土城とは
生土城(いきど-じょう)は、静岡県駿東郡小山町生土にある山城です。
JR御殿場線の駿河小山駅を見下ろす立地で、小山町が城下町といったところでしょうか?
麓では城下、上屋敷、下屋敷、関屋口、一の木戸、土櫓などの地名があったそうです。
最初の築城としては、御殿場を所領していた大森氏が築いたと考えられています。
1416年、上杉禅秀の乱の際に、鎌倉公方・足利持氏が生土城にて3年間過ごしたともされています。
勝利した足利持氏は、相模・沼田城の沼田氏などを排除して、小田原一帯を大森氏に与え、小田原城が築城されました。
登城する場合ですが、雲霧神社より、生土城跡を訪れることができる、ハイキングコースもあるようですが、あまり整備されていないとの情報もあり、辞めておきました。
小山交番前信号から、山沿いに歩いて行くと、案内板があるようです。
駐車場は、鮎沢川の南岸にある「小山公園」の無料駐車場を利用できます。
駿河小山駅から、神社までは歩いて15分ほどです。
下記の湯船城や、近くの金時公園とセットでどうぞ。
・湯船城 駿東の山あいにある城跡
・河村城 畝堀(障子堀)や深い堀が見事な山城
・相模・沼田城 波多野氏の一族である沼田氏の城跡
・足柄城 本丸から望む素晴らしい富士山は絶景
・大森氏頼居館【大森氏頼】わかりやすい解説
・関東の城めぐりに便利なオリジナル地図
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