麦種城(むぎたねじょう)は、長野県飯田市山本東平にある平山城で、標高は632m、比高30mほどになります。
伊那・飯田あたりの城の多くは、台地の先端の突き出たところに築かれていますが、この麦種城も同じです。
築城年代は不明ですが、小笠原氏が築いた模様です。
近くの久米ヶ城は、貞和年間(1345年~1350年)に、松尾城主・小笠原貞宗の弟・小笠原貞長が築城しました。
麦種城は、その南にある久米ヶ城と連携させる役割だったようです。
本丸へは細い道が続いており、主郭分の一番は墓地となっています。
その墓地の西側に帯郭などがあるようですが、この日は、台風接近での本降りの雨のため、麓からの簡単な撮影に留めました。
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麦種城への行き方・交通アクセスですが、電車の場合、不便ですので、クルマ・バイクなどでの訪問をお勧め致します。
クルマの場合、当方のオリジナル関東周辺地図もご参照賜りますと幸いです。
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