岐阜県

江馬氏下館 復元整備されている室町時代の館と庭園も時間に注意

江馬氏下館

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江馬氏下館(えまししもやかた)は、岐阜県飛騨市神岡町殿にある居館(平城)です。
高原諏訪城・土城・寺林城・政元城・洞城・石神城と共に「江馬氏城館跡」として国指定の史跡になっています。
古文書や古絵図などでは「江馬之下館」と記載されているため、下館として紹介されています。


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江戸時代には水田になっていましたが、発掘調査にて全国でも珍しい、巨石を使った武家庭園があったことが判明しました。
そのため、江馬氏の館跡、江馬氏館跡公園として整備されています。
築城年代・築城者は、不明ですが、平城ですので、少なくとも、戦国時代より昔の室町時代と推測されます。

江馬氏下館

塀の中は有料拝観となりますが、枯山水の庭園のほか、庭園を鑑賞する会所、主門、土塀などが復元されています。

こんな山の中と申しましては、失礼ですが、かなりの栄華を誇ったものと考えます。
やがて、戦国時代になり、防衛の必要性から高原諏訪城を詰城にしたのは間違いないでしょう。

江馬氏下館

昔、神岡を訪れた際、下館は整備中で何もなかったので、今回はと楽しみに訪問致しました。
しかし、夕方16時前に到着したのですが、入館は15時30分までと言う事で、すでに遅しでした。
と言う事で、外を少し散策しながらの撮影に留めさせて頂いております。
いや~、めったに来れる訳でもない、遠いところでしたので、中も拝見させて頂きたかったと言うのが本音です。

江馬氏下館

営業は10時~16時(入館は15時30分まで)です。
神岡城と同じく4月~11月のみの公開で冬季は閉鎖されています。

無料駐車場は北側と東側の2箇所にあります。
当方のオリジナル日本の城跡地図にて、駐車場の場所をポイントしておきます。

神岡城のみどころ 江馬時盛の苦悩
高原諏訪城 江馬輝盛の野望と江馬氏の詰め城
神岡城と江馬時盛・江馬輝盛【奥飛騨の国人】
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城迷人たかだ

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高田哲哉と申します。
20年以上戦国武将などの歴史上の人物を調査している研究家です。
日本全国に出張して城郭も取材させて頂いております。
資格は国内旅行地理検定2級、小型船舶操縦士1級など。

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