秋田県

出羽・染川城 安東惟季 想像掻き立てられる海辺の城

出羽・染川城




出羽・染川城(そめかわ-じょう)は、秋田県男鹿市にある山城で、三品館とも呼ばれます。
なまはげで有名な男鹿半島にあります。
1343年頃には、安東氏の一族大光寺系(上国家)の安東兼季が染川城主でした。

染川城は日本海に面しているため、海運の中継地にもなっていた可能性もあるでしょう。
大増川、小増川と、2つの河川を天然の掘に利用した、要塞になっている模様ですが、あまり城域ははっきりしません。

出羽・染川城

なお、ほとんど手付かずの状態のようで、良くも悪くも、全体像がつかめません。
その代わり、色々と想像させられる城跡でして、かなり広かったのかも知れません。
下記のように、先に進むには、未舗装で、わだちもハッキリしないくらい草が生えていましたので、探索は断念しました。

染川城

安東政季は、南部家に敗れて武田信広とともに蝦夷地に渡り、花沢館主・蠣崎季繁の世話を売れます。
しかし、湊系安東氏の第3代当主である安東惟季は、1456年に安東政季(下国政季)を染川城に招いています。
その後、安東政季は秋田小鹿島を拠点とし、南部家に従っていた葛西秀清に勝利し、檜山城を築城し本拠にし、檜山安東氏に至っています。
安東惟季は、1458年頃、南部氏に敗れたようですが、1461年には旧領を回復しました。
このように、染川城は、安東氏にとって、復活するうえで重要な役割を果たしています。





しかし、出羽・染川城の歴史に関しては、あまりよくわかっていません。
大館、中館、小館、船館といった郭があるそうですが、どれが、どうなのかもよくわからずじまいでした。

交通アクセスですが、当方のオリジナル地図のポイント地点に、駐車スペースがあります。
城址は整備されていませんので、探索する場合には、ある意味、覚悟が必要です。

次は、五城目城に行きました。

安東政季までの安東氏盛隆~安藤康季と安藤義季
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(株)TOLEDO、高田哲哉と申します。
20年以上戦国武将などの歴史上の人物を調査している研究家です。
日本全国に出張して城郭も取材させて頂いております。
資格は国内旅行地理検定2級、小型船舶操縦士1級など。

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