諏訪・高島城とは
高島城(たかしまじょう)は、長野県諏訪市高島にある平城で、別名は諏訪の浮城や島崎城、茶臼山城とも呼ばれますが、続日本100名城にも選ばれました。
現在は、干拓(埋め立て)によって、周辺は陸地になっていますが、江戸時代の初期までは、諏訪費に突き出た岬のようなところで、日本三大湖城とも言われます。
諏訪の統治と杖突峠から進入する敵にも対処できる重要な場所に、信濃・高島城はあります。
杖突峠は、武田信玄の軍勢も越えた事で知られる難所ですが、高遠から杖突峠を抜けた所に「峠の茶屋」があり、2階がカフェになっています。(峠の茶屋は3月下旬から11月末までの営業)
そのカフェのベランダが無料開放されており、お茶をしなくても、諏訪湖方面の展望を見る事が可能です。
ちょっと曇っていて、霧ヶ峰方面の山並みが良くないのですが、下記の写真のような感じでした。
この峠の茶屋付近は、無料駐車でき、公衆トイレもありました。
そして、急カーブをずっと降りていくと、茅野に出ます。
そして、高島城と上原城を周るため、その後の行程の関係上、高島城へ先に行ったのですが、杖突峠からの通常の行程的には上原城から先に行くと良いです。
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1590年、豊臣秀吉の小田原攻めで山中城を攻略した恩賞として、日根野高吉が信濃諏訪藩(高島藩)38000を与えられ、約7年掛けて築城した「諏訪の浮城」と呼ばれた高島城です。
築城当時は、天守閣の目の前まで、諏訪湖の湖畔だったそうで、堀を巡らした堅固な平城です。
1598年には、独立式望楼型3重5階の天守も建造されました。
駐車場は、天守近くの無料駐車場に止めました。(下記の地図ではその駐車場付近をポイントしています。)
しかし、狭い駐車場でして、土日の場合、運が良くないと満車である事が多いと推測します。
今回は、たまたま1台分だけ空いていました。
駐車場からすぐに城内に入れて、すぐ横に天守閣がありました。
天守閣への入場だけは有料拝観ですが、JAF割引が使えますよ。ただし、天守閣は復元で内部は鉄筋コンクリートですが、武将や城関連の貴重な資料の展示もあります。所要時間は30分もあれば十分です。
下記の写真は、天守閣から現在の諏訪湖方面を望んだ写真です。
昔、城内には建物があったようですが、現在は庭園風になっており、片隅にブランコなどの遊具もありました。
写真が暗くて申し訳ありません。
かなり昔に撮影したものですので、また機会があれば訪問したいと考えています。
諏訪高島城の観光所要時間は、約20分といった感じです。
ただし、堀のまわりを一周しますと、約40分くらいはみたほうが良いかと存じます。
時間があれば、上原城などとセットでどうぞ。
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