リンナイチャシは、北海道網走郡美幌町美英にあるアイヌのチャシ(砦跡)で、別名は、チルラトイチャシ、ツルラトエエチャシ(ツルライエチャシ)とも言います。
リンナイと言う意味は、アイヌ語で「リル・ナイ」、すなわち「潮の入る・川」と言う意味で、網走川の古い呼び名であると言います。
網走川の右岸にあたる比高11mの丘のうえにあります。
北海道全体では、500以上のチャシがあるとされ、美幌町には6つのチャシ跡がありますが、そのビボロアイヌの中では最大級となります。
しかし、見学できた範囲からして、現在の遺構は、一部だけ残っていて、あとは、運動場に変わってしまったのかも知れません。
専門外ですので、よく、わかりませんが、ベニバナヤマシャクヤクと言う、貴重なボタンの生息地としても、保護されているようです。
リンナイチャシへの交通アクセス・行き方ですが、美幌スポーツセンターの駐車場(運動公園の駐車場)に止めて、約300mほど、徒歩となります。
その駐車場の入口を、当方のオリジナル地図にてポイントしておきます。
市街地にある運動公園の一角にありますので、くまさんなど、そんなに心配はないと存じます。
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リンナイと聞きますと、どうしても、給湯器で有名な「リンナイ」さんを連想してしまいます。
しかし、メーカーのリンナイさんは、会社の創設者である林兼吉さんと、内藤秀次郎さんの「林」と「内」から、りんないのため、北海道美幌のリンナイチャシとは関係は無いようです。
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