若神子城とは
若神子城(わかみこ)は武田勢が諏訪方面や佐久方面に出陣する際には、だいたい立ち寄って1泊した城です。
また、武田の狼煙ネットワークとして、佐久・諏訪口方面からの狼煙中継点となりました。
なお、天正壬午の乱の際、北条氏直ら43000の軍勢が入った若神子城は、どうも?ここだけでは入りきらず、北城・古城(大城)・南城と3箇所に分散したようです。
今回、訪問したのは「須玉町ふるさと公園」になっている「大城」です。
若神子城(わかみこじょう)は山梨県北杜市須玉町若神子にある山城で、ふるさと公園として整備されています。
上記は、若神子城の本丸部分です。
周辺の遺構も余り明確には残されていないようです。
北城、南城にも若干の遺構があるようですが、発掘調査しても明確では無かったと言う事なので、パスしました。
つるべ式狼煙台(烽火台)が復元されています。
川中島から甲府まで、約2時間で伝達できたと言います。
天正壬午の乱では北条氏直らが本陣を置いて、新府城の徳川家康と対峙しました。
見学所要時間は30分といったところです。
トイレもあります。
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若神子城への行き方ですが、武田信玄時代に使用された若神子城は下記の地図ポイント地点から「須玉町ふるさと公園」の無料駐車場に入れます。
アクセスは旧道(棒道)からの方になりますので、ご注意願います。
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