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石垣島・平久保遠見台(先島諸島火番盛)
石垣島の平久保遠見台(先島諸島火番盛)は沖縄県石垣市平久保にある遠見番所(とおみばんしょ)。
平久保半島の北端、灯台駐車場東側の丘状(標高80m)が平久保遠見台だったと考えられている。
小道のようなものがあったが、私有地でもあり、道も危険と言う事前情報もあり、なおかつ雨天だったので登城まではしていない。
なお、動画を撮影してみたので、よければご覧頂きたい。
石垣島にはもう1箇所、川平火番盛があり、川平から平久保、そして宮古島へと烽火を利用した情報伝達が行われていたようだ。
配置されたのは江戸時代になってからで、薩摩藩の統治下となった琉球政府(首里城)から派遣された与人(副首長)と、目差(補佐)が常駐したと言う。
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石垣島の平久保遠見台や川平火番盛も含め、宮古島市・多良間村・石垣市・竹富町・与那国町の15の島々に、合計19箇所の遠見番所があり「先島諸島火番盛・遠見番所」として、一括して国指定史跡となっている。
同様の火番盛(遠見番所)としては、川平火番盛以外にも竹富島に「クスクムイ」黒島には「プズマリ」、波照間島には「コート盛」、与那国島には「ダティグチディ」がある。
火番盛(ひばんむい)とは「火を焚く丘」という意味。
のろしを上げて、近隣の島に情報伝達したり、遠くを見張る台・いわゆる遠見台のことを言う。
江戸幕府の鎖国政策に連動しているのち間違いなく、異国船を早期発見するためでもあったのだろう。
平久保崎灯台
石垣島の最北端になるため、すぐ脇には観光名所となっている平久保崎灯台がある。
平久保崎灯台の見学所要時間は、駐車場から10分ほど。
平久保崎灯台の中には入れないので、キレイな海を見学すると言う事になる。
交通アクセス
平久保灯台への行き方だが、レンタカーが便利で石垣空港から約32km、片道40分の距離。
8台ほどの無料駐車場と公衆トイレが完備されている。
ただし、5月の平日で雨天でも駐車場は満車状態で、止めるのに苦労した。
バス利用の場合には、バスの運転手に申し出ておけば、最寄りの道路で降ろしてくれるが、恐らく徒歩区間は約1.1km(15分)であり坂道となる。
沖縄や石垣の当方オリジナル地図では、観光地の駐車場などをポイントしている。
スマホで表示すればカーナビとして使用することも可能。(バス乗車・歩行者・自動車のナビ可能)
地図の検索窓から施設名を入れて選択を。
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