二穴城(ふたあな-じょう)は石川県七尾市二穴にある標高36.4mの丘城・海城です。
最初の築城は、能登・畠山氏と考えられており、戦国時代には船にて七尾城方面に入ってくる敵の監視を行っていた野崎城、鰀目城(えのめ-じょう)と共に能登島の要のひとつであったと推測致します。
1581年、前田利家が七尾城に入ると、家臣の高畠茂助と宇野十兵衛が二穴城主となりました。
この時、城も改修されたようです。
なお、海に出ないとわからないようですが、断崖・絶壁には2つの洞穴があるそうです。
大きい穴が雄穴、小さい方は雌穴と呼ばれていることから、二穴城と言う名前の由来になっています。
二穴城に登城する場合には、東側にある多賀神社の右奥から入っていけるようです。
ただ、ほとんど手付かずのようで、ヤブも多いとの事です。
前日の雨で足元も悪かったため、登城は断念しました。
クルマは漁港近くの空き地利用となります。
・能登・野崎城 (野崎砦) 能登の海城
・穴水城 能登にある長氏の本拠地
・七尾城 畠山義統と畠山義総 上杉謙信との七尾城の戦い
・日本全国のお城マップ(オリジナル)
この記事へのコメントはありません。