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尾張・小幡城 小牧長久手の戦いでの徳川家康の素早い行動

尾張・小幡城




尾張・小幡城(おばた-じょう)は、愛知県名古屋市守山区西にある標高28.5mの平山城です。

最初の築城は、戦国時代の1522年、織田敏信・織田信安の家臣・岡田重篤(岡田与七郎重篤が築いたとされます。

尾張岡田氏は、尾張源氏の流れを汲む山田氏の後裔とされ、岡田重篤は、岡田重賢の子となります。
岡田重篤は、父同様、はじめ斯波義廉に仕えていましたが、のちに織田家の宗家である清洲城主・織田敏信(織田左馬健介敏信)の家臣となっていました。
子の岩倉城主・織田信安の代になっても引き続き仕えたようです。

岡田重篤のあとは、岡田重頼、岡田重能と続いていますが、織田信安が没落すると、岡田氏は織田信秀に仕え、星崎城を本拠としています。

1535年、岡崎城の松平清康が尾張へ侵攻した際には、小幡城に入城して、織田信光が守る守山城を攻めました。
しかし、森山崩れで、三河統一を目前にした松平清康が横死すると、小幡城は織田信光の居城となったようです。

1555年、織田信光は那古野城にて死を遂げると、小幡城は使われなくなりました。

しかし、1584年、小牧、長久手の戦いで、徳川勢の本多広高(本多豊後守広高)、菅沼新八郎らが小幡城跡を修復・整備したようです。
松平家忠が城番を務めたともあります。

池田恒興森長可を破った徳川家康が小幡城跡に入ったため、羽柴秀吉の本隊は犬山城を出て龍泉寺城に駆けつけました。
しかし、接近を察知した徳川家康は小牧山城の本陣に戻った後だったと言います。
豊臣勢は小幡城を徹底的に焼き払って破却したため、以後、使われることはなかったようです。
秀吉本隊は龍泉寺に火を放ち、楽田城へと引き上げました。

現在は案内板が民間駐車場にありますが、周辺は住宅地やマンションで、小幡城の遺構はありません。
案内板がある場所を当方の名古屋オリジナル地図にてご確認願います。

JR中央本線・守山駅から徒歩約20分、名鉄瀬戸線・小幡駅から徒歩約20分となります。
名古屋ガイドウェイバス「ゆとりーとライン」り川宮バス停からは徒歩約15分です。

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