関宿城とは
関宿城(せきやど-じょう)は、関東平野のど真ん中、千葉県野田市関宿三軒家にある平城です。
古河公方の筆頭家老であった簗田満助または簗田成助が、1547年に築城した城とされています。
利根川と江戸川が合分流する地点であり、関東平野における古くからの水上交通の要所であり「舟役」と呼ばれる通行税も取っていたようです。
関東平野の中心に位置していると言っても過言ではありませんので、遠くの山々まで見渡せます。
下記は下総・関宿城から見える富士山です。雨上がりでしたので、ちょっと霞んでいますが・・。
下記は筑波山ですね。とてもキレイです。
こんな景色が素晴らしいところでしたら、私も城主になってみたいです。
下記は利根川の対岸から撮影した関宿城と富士山です。
現在、利根川の堤防沿いにお城の形をした「千葉県立関宿城博物館」があります。
模擬天守です。
江戸時代にもこんな天守はなかったと推定されています。
資料館より、江戸川沿いをちょっと歩きますと、関宿城の本丸跡があります。
すぐ隣は堤防となっていますが、本丸は田んぼよりも1.5mくらいかさ上げした土地になっておりますので、昔から洪水対策が施されていたのでしょう。
本丸があったことを示す石碑も建っています。
上記写真は、本丸の土地ですね。
何もありませんが、保存されています。
江戸時代に入ると「関宿藩」となり、幕末には老中として名を知られる久世広周が藩主でした。
見学所要時間は、関宿城博物館内の有料拝観を含めて、約60分といったころです。
是非、天気が良い時にでもお出かけください。
交通アクセス
交通アクセスですが、東武スカイツリーライン(伊勢崎線)の東武動物公園駅東口から朝日バス(境車庫行き)にて所要27分、新町バス停で下車して徒歩15分となります。
無料駐車場は100台完備です。
下記の地図ポイント地点は、関宿城の本丸跡となります。
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