田峯城とは
田峯城(だみねじょう)は愛知県北設楽郡設楽町田峯にある標高383mの山城で、麓の伊奈街道との比高は156mとなり、別名を蛇頭城(じゃずがじょう)とも言います。
しかし、城のすぐ北側は、現在、田峯小学校もある下界とは隔離されたような集落になっており、集落の道路から田峯城との比高は僅か24mです。
すなわち、高台にあるのが田峯の里と言う事になるため、麓の伊奈街道からは比較的狭い山道を登って行くと、大きく開けた場所に出ると言う感じになっています。
最初の築城としては、1470年に菅沼定信が築いたとされています。
下記は田峯城から撮影した田峯地区です。
現在は、田峯城の城域にある駐車場(トイレ完備)まで、クルマで直接、上がっていく事ができます。
道が狭い坂道ですが、車かバイクでしたら、見学はとても便利です。
そして、田峯城の素晴らしいところは、その遺構もさることながら、城が復元されていることです。
もちろん、史料などは乏しいので「模擬」ではありますが、総工費2億3000万円掛けたとの事ですし、その心意気は評価しなくてはなりません。
田峯城は有料拝観となり、本丸御殿のところに受付があります。
受付は朝9時~16時で、お休みは月曜日・祝日の翌日 年末年始(12/29-1/3)となっています。
なお、本丸御殿の内部も見学可能です。
交通アクセス
田峯城への交通アクセス・行き方ですが、JR飯田線の本長篠駅から豊鉄バス「田口行き」に乗車して田峯バス停下車し、坂道を登る事15分となります。
田峯城の駐車場がある場所ですが、下記の当方オリジナルGoogleマップにて明示させて頂いておりますので、ご参照賜りますと幸いです。
・井伊谷や直虎ゆかりの観光スポット・Googleオリジナル地図
田峯城の見学所要時間ですが、だいたい30分くらいです。
また、近くには今泉道善処刑の地、田峯城内乱の首塚と言う史跡もあるようです。
この記事へのコメントはありません。