富山県

越中・升方城  松倉城の前衛を守備する支城

越中・升方城




越中・升方城(ますがた-じょう)は、にある山城で、別名を升形山城・倍形山城とも言います。
標高は240m、比高は166mほどになりますが、南の尾根続きの先端には水尾城と水尾南城があります。

南側にも、越中・鹿熊城殿砦、越中・南升方城、そして、大きな石垣で虎口を作った石の門砦があります。
これらはすべて、その東奥に位置する、富山の椎名氏の本拠「越中・松倉城」の前衛にあることから、支城として整備されたようです。





いつ頃から築城されたのかは不明ですが、戦国時代には、椎名家の家老・小幡九助(小幡九郎)が守備しました。
椎名康胤の家臣に小幡和泉守(おばたいずみのかみ)と言う武将がいて、通称は九助(小幡和泉守九助)と称しました。
養子に、小幡九兵衛(おばたこへい)がいて、のち前田利家に仕えて、加賀藩士になっています。

越中・升方城のほうは、佐々成政のときには、一族の佐々新左衛門が城主でした。
ただし、佐々新左衛門は魚津城主でも記述がみられますので、兼任していたなどの可能性があります。
前田家のときには、竹田宮内が入っています。

越中・升方城

越中・升方城は市指定史跡となって公園整備されていますが、正直、荒れているようです。
見どころとしては、斜面に、大規模な畝形竪堀の遺構がある模様です。

山道にはなりますが、道路があり、かなり高いところまで上がれます。
登城口付近の駐車スペースには展望台が設置されていて、富山湾・能登半島の展望がある模様です。
下記の写真は、南側にある、越中・水尾城です。

越中・水尾城

越中・松倉城の本丸から、越中・水尾城の方面をみた展望は下記の写真になります。

越中・水尾城

今回は、越中・松倉城の帰りに寄ろうとチャレンジしましたが、東側からは、道路が狭く、曲がり角が厳しそうだったので、普通車では諦めました。
軽自動車かバイクだったら入れそうでしたが、断念したので不明としか言いようがありません。
そのあと、西側にグルッと回り込んで、挑みましたが、結局は道に迷ったため、私にとっては堅固な山城で、落とせませんでした。

越中・升方城

毎年、5月下旬には、越中・松倉城、越中・升方城、越中・北山城にて「戦国のろし祭り」というイベントも開催されるようです。
クマ注意ですが、越中・松倉城とセットでどうぞ。

越中・松倉城 山の奥にある椎名氏の本城
魚津城 上杉勢13人の武将が自刃した魚津城の戦い
日本全国のお城マップ(オリジナル)





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城迷人たかだ

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(株)TOLEDO、高田哲哉と申します。
20年以上戦国武将などの歴史上の人物を調査している研究家です。
日本全国に出張して城郭も取材させて頂いております。
資格は国内旅行地理検定2級、小型船舶操縦士1級など。

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