星ヶ岡城とは
星ヶ岡城(ほしがおか-じょう)は、東京都千代田区永田町にある平山城。
現在の日枝神社がある場所が二の丸と考えられ、本丸はザ・キャピトルホテル東急のビル立っている場所、偏差値75である都立日比谷高校が三の丸になる可能性もある。
都心と言う事でなかなか機会に恵まれなかったがようやく重い腰を上げて訪問した。
最初の築城など、星ヶ岡城に関してはよくわかっておらず、城跡では無かった可能性も捨てきれない。
ともあれ、台地の先端にあり、縄張りは扇谷上杉時代に似ている。
となると江戸城主・太田道灌が築城したととも考えられる。
ただ、その場合には、単なる江戸城の支城扱い(砦)だったことだろう。
例えば、神谷町にある番神山城も、太田道灌が築いた支城とされる。
地図をご覧頂くと分かりやすいのだが、現在道路が丸く周回している。
それが堀切跡とも推測できる。
日枝神社じたいは江戸時代に移転してきた。
現在、星ヶ岡城は高層ビルなどに囲まれていると言う、城跡と言ってもかなり特殊な風景であった。
星ヶ岡城と言う名前はほんとロマンを感じるが、近くの「霞ヶ関」は、ヤマトタケルが蝦夷の侵入に備えて「関所」を置いた場所だったともされるため、ひょっとしたら古代柵があったのかも?と勝手に想像も膨らむ。
溜池山王はもちろんかつて「池」があった訳で、低地は湿地帯でもあったのだろう。
日枝神社北側にある業務用の駐車場も池だったと言う情報もある。
付近には国会議事堂や、議員会館、首相官邸もあることから、訪問させて頂いたとき交差点と言う交差点に警察官が2名立っていた。
当然、私が運転しノコノコやってきたクルマも、それらの警察官から注目の的であり、悪い事してないのにやけに緊張する。
しかし、警察の警備は365日なので、当方のクルマなんか気にも留めていないであろう。
警察官は無線が入ればいつでも道路封鎖できる状態であり暑い中ご苦労様なことだ。
ちなみに、日本は三権分立のため法律で警察官は国会の建物内部には入れない。(議長の許可が必要で、通常警護は議会事務局の「衛視」が行う)
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駐車場は、山王日枝神社へお参りがてら参拝者用駐車場をお借りした。
永田町なのに無料駐車できるのはとてもありがたい。
駅から近いので電車での訪問も便利。
野外エスカレーターつきなので徒歩でもラクラクである。
しかし、城跡があるかも?と知って訪れる方はほんの僅かであろう。
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