瀬戸丸山城(せとまるやまじょう)は、石川県白山市瀬戸の瀬戸丸山公園にある平山城です。
手取川が大きく蛇行して、半島状態になった標高294mの丸山が城跡になっています。
公園と言う事ですが、木々をそのまま生かした森林公園(自然公園)と言う感じでして、あまり整備はされていない模様です。
なお、丸山城と申しますと、能登・丸山城、伊賀・丸山城、信濃・丸山城、因幡・丸山城、相模・丸山城、伊豆・丸山城、陸奥・丸山城、摂津・丸山城、石見・丸山城、備中・丸山城、安芸・丸山城、豊後・丸山城と、全国各地にあります。
そのため、ここでは完全に「瀬戸丸山城」と言う事で、お願い申し上げます。
加賀・瀬戸丸山城の東側には、立派な白嶺小学校・白嶺中学校があり、公園の入口が学校の敷地と一緒になっいるような感じで、スクールバスも止まっていました。
その学校の一部のような感じで、道路が取り巻く感じになっており、校舎から一番遠くて通行できる道をグルッと回り込む感じで、奥にある公園の無料駐車場にたどり着きます。
そして、駐車場からの入口に案内板と登城口がありました。
ただ、今回は、このあと白川郷まで抜けるため、時間が無く登城は断念しています。
遺構としては、曲輪、腰曲輪、堀切、横堀(空堀)があるようです。
もちろん、最初の築城は不明でして、単純な遺構になっていることから、1582年頃に、白山・山内衆と佐久間盛政との対決時に、一向一揆勢が籠ったものと推測されているとの事です。
当方のオリジナル地図にて、公園駐車場の場所をポイントしておきます。
このあとは、荻町城に向かいました。
・鳥越城 鳥越城の戦い 続日本100名城
・二曲城とは 二曲姫の悲運も
・舟岡山城 前田家の重臣・高畠定吉
・加賀・和田山城 安井家清
・佐久間盛政~鬼玄蕃と恐れられた猛将
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