近江・木村城(北村城)は、滋賀県野洲市北村にある平城です。
安土城からもほど近い、近江八幡市安土町常楽寺(常濱水辺公園)にある常楽寺城も別名は木村城と言うので混同しないよう、注意が必要です。
現在、近江・木村城跡(野洲市)には、26代目の木村様がお住まいとの事です。
外堀は消失していますが、屋敷の周りには、現在でも内堀があります。
戦国時代には、城の周りに重臣らの屋敷もあったようです。
その木村邸には表門がありますが、戦国時代にはあった城門との事です。
現在は個人宅のため、断りもなく、写真を掲載することは自粛させて頂きました。
近江・木村城の木村氏は、佐々木盛綱の3男?・木村俊綱(木村三郎俊綱)が初代とされるようです。
佐々木盛綱(ささき-もりつな)は平安時代末期の武将で近江・佐々木庄が本貫でしたが、源頼朝が伊豆で流刑になっているときから側近でした。
そして、石橋山の戦いでも活躍しています。
戦国時代になって木村重興の代に、北村に移ったともありますが、宗家と言える観音寺城の佐々木義賢(六角義賢)に従っていたようです。
その後、六角義治が浅井長政と和睦する際には、木村氏が取り持ったようです。
ただ、非常に情報が少なくて、詳しいことがわかりません。
皆様からの情報がありましたら、ぜひ、コメント欄にお寄せ願えますと幸いです。
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下記は集落にある、北村季吟句碑となりますが、江戸時代の国文学者で、松尾芭蕉の師匠でもある北村季吟の句碑と言う事になります。
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