高束城とは
高束城(たかつかじょう)は奈良県桜井市吉隠にある山城で標高528m、比高280mもある。
平安時代の898年、長谷寺にも関わった藤原家賢の居所になったとあるが、当然、こんな高所に城を構えるのは南北朝時代からあとが多いため、麓のどこかに屋敷があったのだろう。
戦国時代の1564年6月1日、多聞山城の松永久秀が高束城を攻撃したようで落城し、藤原順賢が討死したとある。
この藤原順賢なる武将に関しては、全くよくわからない。
藤原順賢?と聞くと、筒井順賢(つついじゅんけん)のことか?と勘ぐってしまうが、筒井順賢はもっと早くに死去したと考えられるため当てはめるのには無理がある。
<注釈> 筒井城の筒井順慶から3代くらい前が筒井順賢
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東海自然歩道が山中を通過しており、奈良のハイカーに人気のハイキングスポットにもなっているようだ。
高束城跡の登城口は口倉神社(高龗神社)になる。
北西には龍王山城があるとのこと。
交通アクセス
高束城への交通アクセス・行き方だが、近鉄長谷寺駅から徒歩で次第に山登りとなり1時間20分くらい。
駐車場は初瀬ダムにあるが登城口までは遠い。
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